医療設備

AI診断を活用した医療設備

当クリニックでは、患者様により質の高い医療を提供するため、AI(人工知能)を活用した診断サポートシステムを導入しております。

AIが画像データや検査データなどを分析することで、疾患の早期発見やより正確な診断のサポートが期待できます。

AIの分析結果と医師の専門的な判断を組み合わせることでより精度の高い診断が可能になります。

AI心電計 CardiMax9 Ai 
FCP-9900Ai

国内初のAI診断装置

本製品は、日本国内で初めて洞調律の心電図データからAIを活用して心房細動のリスクを分析する機能を搭載した製品です。
当院では、このAIを搭載した心電図解析システムを導入しています。
通常の心電図では発見できない心房細動のリスクをAIが高精度に解析し、早期発見・早期治療につなげます。

心房細動のリスク分析

CardiMax 9 Aiは、AI技術を搭載した12誘導心電計で、特に隠れ心房細動(AF)のリスク推定が可能な点が特徴です。
AIにより心房細動が起こっていない時の心電図を解析することで、心房細動を持っているリスクを評価することができ、ハイリスクである場合には、精査を行うきっかけとなります。

胸部X線画像病変検出ソフトウェア CXR-AID

AIによる病変の自動検出

当院では、AIによる画像解析機能を備えたシステムを用い、胸部レントゲン画像の診断をサポートしています。
AIが結節・腫瘤影・浸潤影・気胸の疑いがある領域を自動で検出・マーキングします。
検出された領域を医師が再確認しながら診断を行う事で「しっかり診るべきところ」が明確になり、従来の検査と比較してより精度の高い検査が可能となりました。

見落し防止を支援

医師による読影に加え、AIによるダブルチェックを行うことで、見落としを減らし、より正確な診断を目指しています。

超音波診断装置 Aplio me

被ばくのない検査

体に超音波をあてて、内臓や血流の状態を画像として映し出す検査です。
放射線を使わないため、お子様や妊婦の患者様も安心して検査を受けていただけます。
主に心臓、腹部、甲状腺、血管などの観察に用いられ、病気の早期発見や経過観察に役立ちます。痛みはなく、リラックスして受けていただける検査です。

診断に貢献する多彩なアプリケーション

また、AIを応用した技術によって開発された​アプリケーションによって、従来装置と比べて​検査効率の向上、正確な検査結果のご提示が可能です。

パッチ型ホルター心電計 
ePatch

パッチ型で装着が簡単

フィリップスのホルター心電計 ePatchは、長時間の心電図記録をすることにより、24時間では捉えにくい発作性心房細動(PAF)や無症候性不整脈を確認することが可能です。
従来のホルター心電計は、病院での着脱が必要でしたが、ホルター心電計 ePatchは、自宅で患者様による着脱が可能になりました。
(当院では最大5個の取り置きがあります。在庫がある限りその場で装着も可能です。)

AIによる不整脈解析

AI解析プラットフォーム「Cardiologs」と組み合わせることで、効率的かつ質の高いデータ分析を実現しています。

その他の医療機器

診断用X線装置 X’sy Anesi

当院ではデジタルラジオグラフィー(DR)システムを採用しております。
このシステムでは、レントゲンフィルムは用いず、再映されたデータをそのままデジタル情報に変換して画像を表示する仕組みです。
従来のレントゲンフィルムを用いた方法と比較して、高速撮影と画像処理による迅速な診断、被ばく線量の低減、そして高画質な画像が得られることといったメリットがあります。

血圧脈波検査装置 VaSera

血圧脈波検査装置で、CAVI(血管の硬さ)やABI(血管の詰まり)を測定し、動脈硬化の進行度や「血管年齢」を評価します。
両手両足の血圧を測定する簡便な検査で、痛みや負担が少なく、心血管疾患のリスク判定や治療効果の評価などに用いられます。

自動血球計数CRP測定装置 
Yumizen H635 CRP

自動血球計数CRP測定装置は、一つの機械で白血球、赤血球、血小板といった血球成分と炎症マーカーであるCRP(C反応性タンパク)を同時に測定できる医療機器です。この装置により、感染症や炎症の有無、その程度を短時間で診断できるため、院内での迅速な検査に役立ちます。

パック式臨床化学分析装置 
アイギアプロ (S)

糖尿病の治療判定に必要なHbA1cの測定を5分程度で行えるため当日結果を確認できます。 指先に小さな針で刺し、少量の血液採取で検査が可能ですので患者様の負担を軽減できます。
また検査結果をその場で確認できますので糖尿病・糖尿病合併症の予防と管理にも活用できる医療機器です。

小型尿分析器 
クリニテック ステータス プラス

尿検査は、体調の変化や、自覚症状が出にくい病気のサインを見つけるための基本的な検査です。
検査結果が約1分で出るため、診察中に結果をご説明でき、その日のうちに診断や治療方針を決めることができます。
特に糖尿病性腎症などの腎臓病の早期発見に役立つ詳細な指標(尿中アルブミン/クレアチニン比、尿中タンパク/クレアチニン比)を、その場で測定できます。

スパイロメーター検査  
Spiro Sift SP-390

呼吸機能を測定する検査で、肺活量や息を吐き出す速さなどを測定します。息切れや呼吸困難など、呼吸器系の病気が疑われる場合や、喘息、COPD、間質性肺炎などの診断・治療効果の判定に用いられます。

24時間ホルター心電図 
FM-1400

患者さんの日常生活を妨げることなく自宅で24時間の心電図記録が行えます。日常生活中に発生する一時的な心臓の異常を捉えることができ、動悸症状等、不整脈の診断に有用です。

睡眠時無呼吸簡易検査  
Pulsleep LS-140

睡眠中の呼吸状態を評価し、睡眠時無呼吸症候群の可能性を判定するためのスクリーニング検査(簡易PSG検査)に用いられます。

院内測定用グルコース分析装置 グルテストミントⅡ

血液(全血)中のグルコース濃度を測定するための装置です。糖尿病の診断や治療効果の確認に使用されます。

生体情報モニタ
DYNASCOPE

心電図、心拍数、血圧、呼吸、血中酸素飽和度などのバイタルサインを継続的にモニタリングする医療機器です。